Misocaを無料で試してみた:請求書1枚 約1分、つまずいたのはメール送信の前
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毎月の請求書、まだExcelを複製して作っていませんか。前月のファイルをコピーして、日付と金額を直して、PDFにしてメールに添付。件数は少ないのに、地味に時間を取られている一人社長は多いはずです。
そこでMisocaを無料で試してみました。結論から言うと、月10通以内なら、請求書づくりは無料で十分回ります。取引先の登録込みで1枚目が約1分。同じ取引先への2枚目以降は、登録済みの取引先を選ぶだけです。ただし、私が試した無料体験プランでは、取引先に届くメールの下に弥生の広告が入りました。
この記事でわかること
- 無料で請求書を何通まで、どこまで作れるか
- 取引先登録から発行、メール送信までの実際の所要時間
- 私がつまずいた2つの場面(メールアドレス確認と広告付きメール)
- 無料のままでいい人と、有料プランを考えるべき人の境目
30秒でわかる結論
向いている人: 毎月の請求書が10通以内で、ExcelやWordからの置き換えを費用なしで試したい人。継続契約先へ毎月同じ請求書を送っている人。弥生会計 Nextやfreeeに請求データを渡したい人。
向いていない人: 取引先へのメールに広告が入るのを避けたく、PDFを自分で送る運用もしたくない人。月10通を超える請求書を無料で作りたい人。入金額との突合や合算消込まで請求書サービスに任せたい人。
無料でどこまでできる?
Misocaには「無料体験プラン」と「無料プラン」があります。新しく登録すると、まず無料体験プランが最大2か月使えます。期間中に有料契約をしなければ、自動で無料プランに切り替わります。
どちらも作れる請求書は月10通まで。違いはサポートで、電話やメール、チャットの操作サポートは有料プランだけです。
無料の範囲で私が実際に試せたのは、次の6つです。
- 取引先の登録と請求書の作成、発行
- 取引先へのメール送信
- PDFのダウンロード
- 翌月分の請求書の自動作成予約
- 入金済みかどうかの記録
- 弥生会計 Next、freeeとの連携設定
2か月の無料体験が終わったら、使えなくなるんですか?
いいえ、無料プランに自動で移ります。月10通の上限も同じです。ただし、私が試したのは無料体験プランの側なので、移行後もこの記事と同じ挙動かは試していません。
実際に作ってみた:1枚 約1分
ガイド機能は使わず、手動で3枚作りました。取引先はすべて架空です。
- 1枚目:取引先を新規登録しながら作成
「請求書」メニューから新規作成。取引先名、品目1行、金額を入れて発行まで約1分でした。取引先の登録は請求書の画面内で済み、別の画面へ移る必要はありません。
- 2枚目:別の取引先を新規登録しながら作成
同じ手順で、こちらも約1分。1枚目と時間は変わりませんでした。
- 3枚目:登録済みの取引先を選んで作成
取引先欄をクリックすると、登録済みの取引先が候補に出ます。選ぶだけで取引先名と宛名が埋まり、約1分で発行できました。
自社の住所、電話番号、メールアドレスは、登録時に入れた内容が請求書に自動で入ります。毎回の入力は不要でした。
正直、「2枚目から劇的に速くなる」とは言えません。時間はどれも約1分。ただ、取引先名を打ち直さなくていいので、宛名の打ち間違いはなくなります。
つまずいたのはメール送信の前
3枚目を発行して「メール送信」を選び、宛先を入れたところで止まりました。メール送信を初めて使うときは、ログイン中のメールアドレスの確認が必須です。確認が済んでいないと、宛先を入れても送れず、警告画面が出ます。
画面の「確認メールを送信」を押すと、確認メールは1分もかからず届きました。メール内のURLを開けば、そのまま送信画面に進めます。
先に済ませておくと安心
私は請求書を作った後に確認しましたが、確認自体は請求書とは別の手続きです。月末に慌てないよう、登録直後に一度メール送信を試して確認を済ませておくのがおすすめです。
送信画面では、宛先、CC、件名、本文、請求書を開くURL、ファイル添付、閲覧用の合言葉を設定できます。件名と本文は取引先ごとに既定値を保存でき、次回からは自動で入ります。
「自分宛にもCCを送信」には最初からチェックが入っていました。送信前には「本当によろしいですか?」という最終確認も出ます。送り間違いを防ぐ仕組みは、標準で一通りそろっています。
送信してから届くまでは1分未満。送信元は noreply@misoca.jp で、表示名は自社名になります。件名は「(自社名)より請求書が届いています。【請求書番号】」の形式で自動生成されます。
そして2つ目のつまずきです。届いたメールの本文下部に、弥生の広告(請求書カード払い)が入っていました。取引先に見せたくない場合は、PDFをダウンロードして自分のメールで送るのが現実的です。ただし、無料体験プランを終えた無料プランでも同じかは試していません。
PDFのダウンロードは待ち時間なく、すぐ終わりました。PDF自体に広告はなく、フッターに小さく「MISOCA - 請求書作成サービス」のロゴが入るだけ。レイアウトは画面のプレビューと同じです。
翌月分は自動で作れる?
継続契約なら、「請求書」メニューの「自動作成予約」が使えます。周期(毎月、毎年など)、開始日、終了日、お支払い期限を設定するだけです。
便利なのは変数です。件名や品名に {month} や {year} と書くと、作成時の月と年に置き換わります。「{month}月分コンサルティング料」と登録したら、10月作成分のプレビューは「10月分コンサルティング料」になりました。保存前に次回と次々回の請求日も確認できます。
注意点は1つ。開始日は翌日以降しか選べず、当日を指定するとエラーになります。
私が確認したのは予約の設定とプレビューまでです。ただし、予約日に実際に請求書が作られた結果と、公式サイトに記載のある「自動メール送信」までは試していません。
入金の確認と会計ソフトへの連携は?
入金の管理はシンプルです。請求書一覧の「未入金」タグから、「入金済に変更」か「入金日を登録」を選ぶだけ。
逆に言うと、消込(=入金と請求書を突き合わせる作業)はここまでです。入金額との突合、複数の請求書をまとめた入金、一部入金の管理は、私が見た画面にはありませんでした。銀行明細と見比べる作業自体はなくなりません。
会計ソフトとの連携は「設定」→「証憑管理・会計連携」から。連携先は次の3系統です。
| 連携先 | 私が確認できたこと |
|---|---|
| 弥生会計・申告ソフト(弥生会計、やよいの青色申告など5種) | 選択肢に表示 |
| 弥生会計 Next | 連携完了まで |
| freee | 認証画面への遷移まで |
マネーフォワードを使っているんですが、連携できないんですか?
Misoca側のこの画面には、マネーフォワードの項目がありません。公式サポートによると、設定はマネーフォワード側で行い、Misocaで請求書を「請求済」にすると自動で送られる仕組みです。ただし、マネーフォワード側の設定までは試していません。
弥生会計 Nextとの連携では、ここでもつまずきました。「連携する」を押すと「事前に弥生会計 Nextの契約を行なってください」と出て、先に進めません。原因は、Misocaと弥生会計 Nextを別々のメールアドレス(別の弥生ID)で登録していたことでした。
同じ弥生IDにそろえたら警告は消え、認証画面で許可すると連携が完了しました。両方を使うなら、最初から同じメールアドレスで登録してください。
連携後にどんな仕訳として送られるかは、まだ確認していません。弥生会計 Next自体の使い勝手は「弥生会計 Nextを無料体験してみた」に書いています。
正直、気になった点
- 無料体験プランで送るメールに弥生の広告が入る。取引先への印象を気にするなら、PDFを自分で送るのが現実的。
- 入金管理は「入金済に変更」と「入金日を登録」の2択だけ。消込を任せたい人には物足りない。
- 弥生会計 Nextと連携するには、同じ弥生IDで登録しておく必要がある。
- 月10通を超える請求書は、無料では作れない。郵送、回収保証、電話サポートも有料プラン限定。
それでも、月10通以内で「作る、送る、PDFで残す」が目的なら、無料で十分だと私は思います。広告付きメールが気になる人は、PDFを自分で送る運用にするか、有料プランで変わるかを弥生に確認してください。
料金の話:無料と有料の境目
境目は「月10通」です。メールの広告は無料体験プランで確認した点で、有料プランで消えるかは公式に記載がなく試していません。
無料体験プラン・無料プランでは、月10通を超える請求書は作れません。追加料金で作る仕組みもありません。「ご利用履歴」画面に当月の「作成通数」と「無料分(10通)」がカウンターで出るので、残りは一目でわかります。
上限に達すると上限到達のメッセージが出て、新規作成と複製が制限されます。ただし、実際に10通に達した画面は見ていません。
有料の入口は「プラン15」で、通常8,800円(税抜)/年、月15通まで。超えた分は1通70円(税抜)です。郵送や回収保証、電話サポートもここから使えます。
初年度無償キャンペーン
年契約のプラン15・100・1000は、2027年3月31日申込分まで初年度無償のキャンペーンがあります。自動更新用の口座振替かクレジットカードの登録が条件です。また、無料体験プランの期間(最大2か月)が終わって無料プランに移った後は対象外で、体験期間中の申込か新規契約時の選択に限られます。条件は変わるので、申し込む前に公式ページで最新の内容を確認してください。
私が試した環境
私が試した環境
- 試した時期・プラン: 2026年9月9日〜10日、無料体験プラン(検証用に新しく登録したアカウント)
- やったこと: 架空の取引先と品目で請求書を3枚作成・発行、自分宛にメール送信、PDF出力、自動作成予約の設定、入金ステータスの確認、弥生会計 Nextとfreeeの連携設定。操作の一部はAIツールに代行させた。
- やっていないこと: 無料プランへ移行した後の挙動、自動作成予約の実行結果と自動メール送信、10通到達時の画面、マネーフォワード側の連携設定、連携後に送られる仕訳の中身。
- 第三者の口コミや評判は引用していません。料金とキャンペーンは2026年9月11日に公式ページで確認しました。
まとめ
Misocaは、月10通以内の請求書なら、無料で「作る、送る、PDFで残す」まで回せます。1枚約1分、同じ取引先への2枚目からは選ぶだけ。翌月分の自動作成予約もあります。
気を付けるのは2つ。メール送信の前にメールアドレスの確認を済ませること。そして、私が試した範囲ではメールに広告が入ることです。
まずは実際の取引先1社分で試してみてください。順番は「登録 → メールアドレス確認 → 請求書作成 → 自分宛に送って広告の入り方を確認 → 問題なければ自動作成予約」です。
Sources
- URL: https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/ Title: クラウド請求書作成ソフト Misoca Checked: 2026-09-10 Supports: 対象業務、無料プランの範囲、会計連携の概要、機能紹介の「自動メール送信」記載
- URL: https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/price/ Title: Misoca 料金プラン Checked: 2026-09-11 Supports: 無料プラン月10通、プラン15の料金(8,800円税抜/年、月15通)、初年度無償キャンペーン(年契約のプラン15/100/1000、2027-03-31申込分まで、口座振替またはカード登録が条件、無料体験期間終了後はキャンペーン対象外)、郵送(1通210円・税抜)・回収保証・電話サポートは有料プラン限定
- URL: https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=23201 Title: 契約プランについて(Misoca サポート) Checked: 2026-09-10 Supports: 無料体験プランは初回申込で最大2か月無償、プラン一覧、決済サービスの概要
- URL: https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=22043 Title: 無料プランについて知りたい(弥生製品共通 サポート情報) Checked: 2026-09-10 Supports: 無料体験期間中に有償契約しなかった場合は無料プランへ自動移行、Misocaの無料プランは同月内10通まで、操作サポート(電話・メール・チャット)は有償プランで提供
- URL: https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=23205 Title: 請求書の作成上限を超えた場合の動作(Misoca サポート) Checked: 2026-09-10 Supports: 無料体験プラン・無料プランでは10通を超える請求書を作成できない、上限到達メッセージ、新規作成・複製の制限
- URL: https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=23208 Title: 請求書の作成上限を超えた場合の料金(Misoca サポート FAQ) Checked: 2026-09-10 Supports: 従量課金は有料プランのみ((月間作成通数−上限)×単価、プラン15は1通70円・税抜)、無料体験・無料プランは10通を超える作成不可
- URL: https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=23123 Title: Misocaとマネーフォワードクラウドを連携する(Misoca サポート) Checked: 2026-09-10 Supports: マネーフォワード クラウドとの連携設定はマネーフォワード側で行い、Misocaで「請求済」にすると自動送信される
- URL: evidence-misoca-invoice-create-2026-09-09 Title: Evidence Manifest: Misoca 請求書作成〜発行〜メール送信〜PDF出力 Checked: 2026-09-11 Supports: 1枚目・2枚目・3枚目の所要時間(3枚目は2026-09-11追記)、取引先候補表示、自社情報の自動反映、メールアドレス確認の必須化、送信画面の項目、到達時間、無料体験プランでの広告挿入、PDF即時出力
- URL: evidence-misoca-recurring-payment-planlimit-2026-09-10 Title: Evidence Manifest: Misoca 自動作成予約・入金管理・無料枠表示 Checked: 2026-09-10 Supports: 自動作成予約の設定項目と変数置換、開始日の制約、入金管理の2択、作成通数カウンター
- URL: evidence-misoca-accounting-link-2026-09-10 Title: Evidence Manifest: Misoca 会計連携設定 Checked: 2026-09-10 Supports: Misoca側の連携先3系統、Misoca側画面にマネーフォワードの項目がないこと、弥生会計 Next連携の弥生ID要件と連携完了、freee認証画面への遷移